ウーバー配送して学んだこと

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人が生きていくうえで重要なことってたくさんあると思うのですが、どんなに偉くなっても、どんなにお金持ちになっても、どんなに有名人になっても、絶対これだけは大切にしないといけないな、っていうことをウーバー配送してみて学んだことがありました。

ウーバー配達員って、よくニュースになっていて、悪いイメージがついていると思います。だから、なのか??って思うこともあるのですが、お客さんの対応に心折れそうになることが何度もありました。

一番多かったのが、マンションにお住まいのお客さんに配送し、オートロックでマンションの共用玄関を開けてもらう場合、「ピンポーン」って押すとほぼ70%の人が無言で玄関を開けます。「はーい。」の一言もなし。これはすぐに慣れたので、向こうが何も話さなくても「ウーバーです。お待たせしました。ありがとうございます。」って言うようにはしていたのですが、そこからお部屋に行って、置き配(玄関前に置いて帰るパターン)ならまだいいのですが、対面受け渡しを希望している人の中でも受け取って何も言わずにバターン。ってう人が多いこと。
そんなに話すのが嫌なら置き配にすればいいのに、って思いながら僕は少し傷つくわけですよ。こっちは丁寧に「お待たせしました。ありがとうございました。」って言ってるのに。

最初はいちいち心折れてたのですが、もうそう言うもんだと思って、「そういう人たちは外国人で日本語が話せない人たちなんだ。」って思うようにしてました。

で、そんな毎日の中で自分は、人間って、どんな豪華なタワーマンションの最上階で暮らせるようなお金持ちになっても、広尾の一等地の豪華マンションの住民になれても、東五反田の閑静な住宅街に大きなお屋敷を構えられるくらい由緒正しきお家柄でも、誰に対しても「挨拶」と「感謝の言葉」は忘れずに伝えないとダメだなって、学びました。

たかがウーバー配達員に「挨拶」も「感謝の言葉」も必要ないと思っている人が多いのですが、相手が誰であれ、その人を不快にさせたり、傷つけたりするよりも、一期一会を大切にして、気持ちよく出会い、気持ちよく分かれたほうがお互いにハッピーになれると思ったんですよね。

44歳にしてこんな些細な事に気づくのなんてきっと遅いのかもしれませんが、ウーバーやってみて気づけたことはこれからの人生に少なからず影響すると思っています。

日本にいるこの期間、学びの多い毎日です。

Papas第二章。44歳を機に始まります!

それでは。

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