インドネシアの相続税の話
あっという間に時間って過ぎますね。
だからと言って忙しいわけでもなく、非生産的な毎日を送っています。
さて在住の皆様も、聞いたことはあるけど、よく調べたこともないであろう税のお話を一つ。
何かというと
相続税
インドネシアでは相続税がかからないというのは有名なお話・・・、ですよね??
この相続税ですが、正しく相続しないと税金かかるのでご注意を。
どういうことかといいますと、SPT TAHUNAN(年次納税報告書)に記載されていない財産しか相続税が0になりません。
どういうことかといいますと、
とあるインドネシア人が亡くなるとします。
そのインドネシア人の財産は、土地、銀行にある預金、車だとします。
このすべてをSPT TAHUNAN(年次納税報告書)に記載せずに隠し財産として持っていた場合、これを相続した人には、所得税を支払う義務が生じます。しかし、すべて記載してあれば、相続税はかかりません。
そして、その年のSPT TAHUNANに相続者は相続したものを追記する必要があります。
ここまで大丈夫でしょうか??
多くのインドネシア人はNPWP(納税者番号)を持っていませんでした。つまり、税金を納めていない人がたくさんいました。
そういう人はおそらく相続税もかからないので、できることならNPWPなんて持ちたくないですよね。
でも、今はNPWP=KTPになっていて、基本的には国民全員に納税の義務があります。
ただ、税制がしっかりと確立し、国民全員に納税という意識づけをするのには数年かかると思います。
数年じゃすまないか、10年以上かかるかな。
ですので、何となくうやむやにしても問題はなさそうですが、在住の日本人の方で配偶者がインドネシア人の方はお気を付けくださいね。
インドネシア人配偶者が亡くなった後にたくさん税金払わなくてはいけなくなった、てことにもなりかねませんので。
それでは。
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