愛猫チョコが旅立ちました
今日のことは自分がこの日を忘れないための自分に対しての日記です。
忘れそうになったらこの記事をまた自分が読み返すために書きますので、興味ない方が多いと思いますがご容赦ください。
本日12時前に、4にゃんずの末っ子であるチョコが旅立ちました。
もっと長生きさせることができたと思いますが、僕の判断がチョコの寿命を縮めてしまいました。
1月13日から23日まで日本へ帰国する際に病院に預けていったのですが、それが間違いの始まりでした。チョコは4匹の中で一番臆病で、家族以外の他人の前にほとんど姿を見せない子でした。
そんな臆病な子を病院という未知の世界に10日間も預け、狭いスペースで過ごしたことにより大きなストレスを与えてしまいました。
日本から戻ってチョコを引き取り、薬をあげようとしたらヨダレがたくさん出て、今までそんなことなかったのに爪を立てて飲むことを拒みました。(きっと毎日病院で薬を飲まされ嫌だったんだと思う)
食事もほとんど摂れなくなり、どんどん痩せていったのですが、2月に入って急激に食欲が増し元気になりました。
ただ、耳の腫瘍がどんどん大きなっていたため、2月23日に再度病院に連れて行ったのですが、今までは大丈夫だったのに診察のときに逃げ回りました。
きっと病院へのトラウマがあったのだと思います。
病院から戻ってから急に元気がなくなりました。
あの時、病院に連れて行かなければ食欲旺盛のままもう少し長生きできたはずです。
先週から水以外のものを口にしなくなり、そんな状況が1週間も続いたため、さすがに危ないと思い、昨日また病院に連れて行ってしまいました。
点滴を4時間与えてもらい、迎えに行ったときには、三半規管がおかしくなったのか、頭が斜めに傾き、眼球がくるくる回って、まっすぐ歩くことも、起き上がることさえもできなくなっていました。
昨日、迎えに行ってから今日まで自分で歩くことさえもできず、起きては倒れ、起きては倒れを繰り返すため付きっ切りで見ていました。
昨晩は僕ら夫婦の間で寝て、おしっこに自分で行けないからおねしょをして朝を迎えたのですが、朝から呼吸が荒く、苦しそうで、目の焦点も合わずに、もうダメかなって思った数時間後に旅立ってしまいました。
昨日、娘に電話し、状況を説明したところ、急遽今日の授業終わりにバリに戻ったのですが、戻った時にはすでに息を引き取った後で、家に帰って初めてチョコがこの世を去ったことを知った娘はショックで大号泣でした。
今、最後のお別れを家族全員でして、娘と妻の希望で家の庭に埋葬しました。
あの時もっとこうすれば、あの時違う決断をしていれば・・・、たらればでチョコが戻ってくるわけでもないので、今更どうすることもできないけれども、今まで僕ら家族がチョコに対して与えたたくさんの愛情でチョコは許してくれるかな。
子供たちが生まれてから僕らの家族になったチョコ。
4人の人間と4匹の猫の一番末っ子でした。
甘えん坊で臆病なチョコ。
イギリスの有名なこんな詩をご存じですか?
子供が生まれたら犬を飼いなさい。
子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう。
子供が幼年期の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。
子供が少年期の時、子供の良き理解者となるでしょう。
そして子供が青年になった時、
自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう。
猫なので、守り手にはならなかったけれども、心がざわつく日も、押しつぶされそうな日も、心のよりどころになってくれてたと思います。
そして最後にチョコは自らの死をもって娘、息子はもちろん僕たち夫婦にも命の尊さを教えてくれました。
短い生涯だったけど、僕ら家族の一員になってくれてありがとう。
もし、チョコのことを忘れそうになった時にはこの日記をまた見返しに来ます。
最後に、かわいかった生前のチョコの写真を


僕たち家族はチョコのことを忘れません。
今までありがとう