バリ島に住み着いて26年。 先月、久しぶりに日本へ帰国して、ある「違和感」を抱きました。
「あれ、日本のほうが安くないか……?」
かつては「1万円あれば王様気分」と言われたバリ島ですが、2026年現在、その常識は過去のものになりつつあります。今日は、実際に日本とバリを行き来して感じた、リアルすぎる物価の比較をお届けします。
1. スーパーで絶句。野菜は「日本」のほうが安い事実
今回一番驚いたのが、スーパーの野菜売り場です。
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日本の野菜: 100円〜200円で、形が綺麗で洗わなくても良いくらい清潔な野菜が並んでいる。
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バリの野菜: 外国人向けのスーパーだと、パプリカ1個やブロッコリーが平気で30,000ルピア(約300円)を超えてくる。
輸送コストや栽培技術の差もありますが、品質と価格のバランスを考えると、**「日本の野菜のコスパは世界最強」**だと痛感しました。バリで美味しいサラダを食べようと思うと、今や日本以上の出費を覚悟しなければなりません。
2. 「サービス」はまだバリに軍配、でも……
一方で、バリ島がまだ優位なのは「人件費」が直結するサービスです。
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マッサージ: バリなら1時間1,000円〜2,000円。日本で受ければ安くても4,000円〜。
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家事ヘルパー: バリ島生活の要。これは日本で雇うことを考えれば、圧倒的にバリが暮らしやすい点です。
ただし、カフェのコーヒー1杯を比べると、日本のドトールやコンビニコーヒーの方が安くてクオリティが高い。バリのおしゃれカフェでラテを頼めば、今や50,000ルピア(約500円)は当たり前。もはや東京の青山と変わりません。
3. 外食の「二極化」が止まらない
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ローカルワルン(食堂): まだ15,000ルピア(約150円)前後で食べられますが、年々値上がりしています。
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レストラン: 家族4人でちょっと良いイタリアンへ行けば、1万円は軽く超えます。
26年前、私が移住したての頃は「100円で満腹」が当たり前でしたが、今は「安く済ませるならローカル、快適さを買うなら日本並み(かそれ以上)」という、極端な二極化が進んでいます。
結び:移住26年、これからの「バリ暮らし」
「物価が安いからバリに住む」という時代は、もう終わったのかもしれません。
それでも私がこの島に居続けるのは、物価の安さ以上に、この島特有の空気や、家族との時間が代えがたいものだから。 ただ、大学生の娘や高校生の息子を抱える親としては、この「じわじわ上がる物価」と「円安」のダブルパンチは、正直笑えません(笑)。
皆さんは、最近のバリの物価、どう感じていますか?
