あいつが野菜を運んでた

南国生活

最近じゃないんですけど、自分がまだ若い時、たっくさん、ローカルに嫌がらせされたり、嫌なこと言われたりして、嫌な思いをたくさんしてました。

どんなことを言われたりしたかって言うと、自分の嫁さんはジャワ人でイスラム教徒なんですけどね、結婚当時、ビーチに行くと同業者のバリ人がたくさんいるのですが、そいつらが、当時有名だったイスラム系テロリストを引き合いに出して、「お前、名前変えたんだろ?ウサマ ビン Papas(ここは自分の下の名前)だろ?」とかって言うんですよ。
別に自分がそうやってからかわれるならまだ我慢もできたのですが、娘ができたときも、娘の名前も「ウサマ ○○か?」って言うんです。生まれたばかりの、目に入れても痛くないような娘に対して、いくら冗談でもイスラムというだけでテロリストと同じ扱いはほんとに受け入れがたかったです。

当時、「こいつら全員死んじまえ」、って本気で思ってたくらい大嫌いでした。

今ではそんなこと言われないですけど、今でもそいつらをビーチで見ると嫌悪感しかないのですが、その中の一人とこの間バイクですれ違ったのですが、

汚いTシャツ着て、野菜運んでました。

コロナになって1年半。仕事なくて、お金なくて、ビーチでチャラチャラ仕事もできなくなって、職を変えたんだと思いますが、そんな姿を見ると、あんなに嫌いだったのに、なんだかかわいそうになってしまい、頑張れよ、って思ってしまいました。

このコロナの期間は、自分としっかり向き合う時間なんだと思います。自分と向き合うことから逃げている人は、きっとコロナが開けてもストップした時間は戻らないし前にも進まないと思います。
自分としっかり向き合い、今できることを頑張ってやっている人はコロナが開けても開けなくても前に進んでいくと思う。
バリと日本ではコロナが生活に与える影響が全然違うから、きっと日本の人はわからないかもしれないけど、バリはコロナになって時間が止まってしまっています。止まった時間を前に進めるのは自分次第。いつかまたそのうち、時間は勝手に進むだろう、って思ってたら駄目だと思う。

って、考えてたら娘を迎えに行く時間になったのでこのへんで。

それでは。

ランキングに参加しています。ぽっちと下記のブログ村1クリックお願いいたします。


もしAmazonや楽天で買い物をされる際には是非こちらをクリック!!
Amazonはこちら
楽天市場 はこちら
※クリック後に何か買ってもらえれば1〜3%が私の収入となります。ブログ書くモチベーションになります!

Translate »