2021/02/03 (更新日: 2021/02/09)

インドネシア株の成長性を数字並べて考えてみる

巷では、インドネシア株がごく一部のところで熱く盛り上がっているようですが、僕なりに成長性を考えてみましたので、「へー、そうなんだ。」くらいの軽い感じで見てください。
この予想が当たるも当たらぬも、ただの考察ですので、本当に軽めに読んでくださいね。

まず、インドネシア株を考える前に、インドネシアとはどんな国かといいますと、下記のような特徴を持っています。

人口２億６４００万人　世界第４位（2018年）
GDP　9410億ドル　世界第１６位（2016年

人口とGDPが今後どうなるかというとまず、人口に関しては下記のようなデータが国連が発表した世界人口推計があります。

	2030年（予想）	（千人）	2050年（予想）	（千人）
1位	インド	1,503,642	インド	1,639,176
2位	中国	1,464,340	中国	1,402,405
3位	アメリカ	349,642	ナイジェリア	401,315
4位	インドネシア	299,198	アメリカ	379,419
5位	ナイジェリア	262,977	パキスタン	338,013
6位	パキスタン	262,959	インドネシア	330,905

インドネシアは2050年には世界第6位に後退するものの着実に人口が増えていきます。

人口ボーナスという言葉をご存知でしょうか？人口ボーナスとは、１５歳から６５歳までの働ける人口が、それ以外の子供、老人の比率を上回り、生産人口が多いため、国として経済発展する大きな要因になります。日本は生産人口が少ないため、大きく経済発展が見込めません。これは多くの経済大国が抱える問題なのですが、インドネシアはその人口ボーナスが２０４４年まで続くとJETROの資料では言われています。

そういった意味でも、今後インドネシアの経済は大きく発展するであろうといわれております。

次に今後のGDPの予想です。

	2030年（予想）	（10億米ドル）	2050年（予想）	（10億米ドル）
1位	中国	26,499	中国	49,853
2位	アメリカ	23,475	アメリア	34,102
3位	インド	7,841	インド	28,021
4位	日本	5,468	インドネシア	7,275
5位	ドイツ	4,347	日本	6,779

何と２０４４年まで人口ボーナス期を迎えていたインドネシアが2050年に世界第４位まで上昇してきます。2016年に9410億ドルだったGDPが2050年には７兆2750億ドルまで上がる予想です。実に7.7倍です。

視点を若干変えてみてみます。日本の高度経済成長は1955-73まで続いたといわれておりますが、1973年の日本のGDPは約112兆円です。インドネシアの2019年のGDPも同じ約112兆円です。

２０２０年はコロナの影響で参考にならないので２０１９年の日本のＧＤＰを見ると561兆円です。1973年から2019年までで日本のGDPは約５倍になりました。先に既述したように2016年から2050年のインドネシアはGDPが7.7倍になる予想です。

日本は３６年かけてGDPを５倍にしたのに対し、インドネシアは３４年で7.７倍になる予想です。（あくまでも2050年のGDPは予想です）

はい、ってことで、それを元に株価を予想していきましょう。

1973年の日経平均株価は約４５００円です。

２０１９年の日経平均株価は２２０００円くらいでしょうか？

1973年から2019年までで株価が約５倍になっています。

つまり、GDPと同じ分だけ上がっているということなんです。

ってことは、インドネシアの株価も2016年からすれば2050年には7-8倍になるということでしょうか？？

いずれにしてもインドネシアの株は今後あがっていくだろうな、っていう素人な予想なのですが、GDPの成長率からみればそれもあながち間違っていないかな？って思いますので、もしも余剰資金のある方は、インドネシア株への投資はいかがでしょうか？僕はインドネシアのBNI証券で取引していますが、楽天証券でインドネシア株買えるみたいですよ。
※実は今日楽天証券申し込みました。海外在住者はマイナンバーないから申し込めないと思ったらので、日本にいる機会に、って思って申し込んだら身分証は免許証でも大丈夫でした。

ってことで、上記の内容は素人の考察ですので、あまり本気にしないでくださいね。2050年、思ったように株価が上がっていなくても、苦情は受け付けません。2050年だともう死んでるかもしれないし。

それでは。

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