海外に住むということは大切な人の死に際に立ち会えないということです
今日は随分長いタイトルになってしまいましたが、ご勘弁を。
年を取ると、言いたいことがスパっと短くまとめられないから困りますわ。さらに、海外に住んでいると年々、日本語の語彙力が低下して、言いたいことが口から出てこなくなります。
「えーっとなんだっけかな、日本語で言うと」
っていうセリフがその代わりによく出てきます。
こんな状況だし、自分がどんどんアホになっているのを実感する今日この頃。
で、今日のお題ですが、海外に住んでいるっていうことは、そういうことなんですよ。
それを覚悟して、っていうか、それをわかって海外住めよ!って話なんですけどね。
先日のブログでも書きましたが、身内が突然亡くなりました。嫁の身内なのですが、オーストラリアに住んでいる妻の妹はコロナの影響もあり、闘病中も、危篤の時も、亡くなる時もその人の傍にいることができませんでした。
訃報を聞いてただただ号泣するだけ。
逆を考えたら、海外に住んでいる自分が死んだときには、日本の家族は僕の死に目に立ち会うことができないんですよ。
自分は21年前から今まで、祖父母の死に目に立ち会うこともできず、葬式に参列することも叶わず、親不孝ならず祖父母不孝を繰り返していますが、それが海外に住むということ。
ってことで、海外住むのは色々と不便や考えなければいけないことはありますが、それ以上のいい経験させてもらっています。
僕は、そういう意味ではいっちゃなんですが、幸せっす。
それでは。
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