イスラム教徒のタブー
アイキャッチ画像は【イラストAC】の無料のものを使わせていただいております。宗教になじみのない日本人が海外旅行をするときには、その国の宗教のタブーをしっかりと勉強しないといけません。
中東で、他人の小さな女の子を抱っこしたら警察に捕まった、なんて話も聞いたことがあります。
インドネシアは言わずとしれたイスラム国家です。私が住むバリ島はヒンドゥー教ですが、国としては圧倒的にイスラム教徒が多い。
インドネシアのイスラムは中東と違い、それほど厳しくはありませんが、いくつか注意する点があります。
Papas家は、妻がイスラムなので、イスラム一家でございます。
そんな僕の家のタブーを2つ紹介します。
- 犬を触ること
- 豚肉を食べること
この2つ以外は割かし自由です。お酒も自分は普通に飲みますし、嫁も露出の多い格好でズンバとかヨガとかしてます。
犬を触ること
絶対触ってはいけないというわけではないのですが、触った場合には7回手を洗わないといけません。なんで7回なのか知りませんが、そう教わりました。
ちなみに、僕はもともと犬が苦手なので自分から犬をさわることはほぼないのですが、触っても7回洗いません。嫁の前では絶対触りませんし。
犬好きの方からしたら
イスラムアホちゃう?
って思うかもしれませんが、昔からそういう風習なのでそうなのね、って思ってください。
例外的に犬飼っているイスラムもいますので、イスラム教徒全員が犬NGというわけではないようです。
豚肉を食べること
イスラム教上食べることが禁止されています。豚肉以外にもいくつかあるのですが、うちで気を付けているのは豚肉だけです。
日本人からしたら
あんなにおいしいのにー
って思うかもしれませんが、かなり豚肉に関しては嫌悪感を持っています。
数年前に、サヌールに数年住んでいた日本人に夕食を家族で招待されたことがあったんですね。
豚肉はNGだというのを知っていたのに、チキンカツと言って食卓に出してきて、家族が食べた後に
「豚肉だったごめんごめん。」
と悪びれずに言われたことがあって全員固まったことがありました。
その日本人からしたら、軽い冗談なのか、本当に間違っただけなのか知りませんが、僕の家族からしたら、知らずに人間の肉を食べさせられたようなものです。
さすがにその場で家族が何か言うことはしませんでしたが、食べてしまったことに相当ショックを受けていました。
もしもイスラムの人と食事に行ったときには豚肉料理を頼まないか、頼んでも、それを勧めないように気をつけましょう。
宗教に無頓着な日本人は意外とやってしまいそうなミスですが、相手からすると相当嫌なことですので、気を付けてくださいね。
イスラムへの誤解
多くの日本人はイスラム=テロリスト集団というイメージを持っていると思いますが、そんな人たちは本当にごくわずかで、イスラムは貧しい人や生活に因っている人々への「施し」を、 基本的には宗教的な義務と考えています。
ですので、助け合いの精神にあふれた宗教だと思います。
決して悪い人の集団ではないので誤解しないでくださいね。
ちなみにバリ島のヒンドゥー教徒は僕の目から見ると、争いを好まない宗教。
どちらもいい宗教だと僕は思いますが、やっぱり日本人なので、宗教心は僕にはありません・・・。
っていうことで、海外旅行をするときにはその国宗教のことを少し調べてから行きましょうね!
宗教のタブーをまとめた本です。もしも勉強されたい方は是非。